1ページ目は埋まりましたか? では次に、1ページ目の各項目を見ながら、今の自分の課題を書き出してみましょう。1行1行に対応して書いていくのです。例えば、
- アメリカの有名コンサル会社で働いていた
に対しては、
- アメリカの企業にヘッドハンティングされるスキルがない。スキルって何だろう? 英語?
といった具合です。ここで正解を書く必要はなく、思ったままに自分でしっかり「考えて」書くことが重要です。
最初は、頭の中が「???」だらけでしょう。しかし最初からすべてわかってしまうと、長い社会人生活、退屈してしまいますよ。私自身、今でも「?」だらけで自問自答しながら仕事をしていますから。
Page 3: アクションプランを考える
そして次のページでは、自分なりの具体的なアクションプランを考えましょう。アクションプランでは、いつまでに何をすべきかを箇条書きにしていきます。
私の場合、なりたいイメージが「グローバルで活躍するコンサルタントになりたい」だったので、アクションプランは「○年後にアメリカの有名企業でコンサルタントになるために」という書き出しで、
- 誰にも負けない英語力をつける。○年○月までにTime Magazineのこのコラムを全訳する。AFNラジオのディクテーションをする。
- ○月までにTOEIC ○点を取る。
- コンサルタントスキル(経済、経営の知識と、自分の強い領域)を身につける。経済、経営の知識としては、○年に大学院で経営学修士(MBA)を取得する。自分の強い領域に関しては、現行の仕事で極める。
このように、とにかく具体的に書いていくのです。もちろん、大学院に行くにはお金がかかりますので、
- 学費として月○円の社内預金を開始(笑)
といった項目を付け加えることも必要ですね。