グローバルに活躍するための4つのステップ--エリック松永の英語道場(47) - (page 2)

エリック松永

2010-04-16 08:00

 1ページ目は埋まりましたか? では次に、1ページ目の各項目を見ながら、今の自分の課題を書き出してみましょう。1行1行に対応して書いていくのです。例えば、

  • アメリカの有名コンサル会社で働いていた

に対しては、

  • アメリカの企業にヘッドハンティングされるスキルがない。スキルって何だろう? 英語?

 といった具合です。ここで正解を書く必要はなく、思ったままに自分でしっかり「考えて」書くことが重要です。

 最初は、頭の中が「???」だらけでしょう。しかし最初からすべてわかってしまうと、長い社会人生活、退屈してしまいますよ。私自身、今でも「?」だらけで自問自答しながら仕事をしていますから。

Page 3: アクションプランを考える

 そして次のページでは、自分なりの具体的なアクションプランを考えましょう。アクションプランでは、いつまでに何をすべきかを箇条書きにしていきます。

 私の場合、なりたいイメージが「グローバルで活躍するコンサルタントになりたい」だったので、アクションプランは「○年後にアメリカの有名企業でコンサルタントになるために」という書き出しで、

  • 誰にも負けない英語力をつける。○年○月までにTime Magazineのこのコラムを全訳する。AFNラジオのディクテーションをする。
  • ○月までにTOEIC ○点を取る。
  • コンサルタントスキル(経済、経営の知識と、自分の強い領域)を身につける。経済、経営の知識としては、○年に大学院で経営学修士(MBA)を取得する。自分の強い領域に関しては、現行の仕事で極める。

 このように、とにかく具体的に書いていくのです。もちろん、大学院に行くにはお金がかかりますので、

  • 学費として月○円の社内預金を開始(笑)

 といった項目を付け加えることも必要ですね。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]