金融機関向けAWS活用のセキュリティリファレンス公開

田中好伸 (編集部) 2012年09月10日 12時22分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 SCSK、電通国際情報サービス(ISID)、野村総合研究所(NRI)の3社は金融情報システムセンター(FISC)が提供する「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書」(第8版)に対応した「金融機関向け『Amazon Web Services』対応セキュリティリファレンス」を共同で作成、無償で一部を公開した。9月10日に発表した。

 FISCが発行する安全対策基準は1995年12月に金融機関などの自主基準として策定、金融情報システムの安全対策の基準として活用されている。第8版では、137の設備基準、107の運用基準、51の技術基準で構成されている。

 今回のセキュリティリファレンスは、大規模かつセキュリティ基準の厳しいシステムでAWSを活用することを促進することが目的。FISCの安全対策基準の全295項目に対して、どのように適合したアプリケーションを開発、運用するかについて共同で調査した。

 SCSK、ISID、NRIの3社は金融機関向けにシステム構築、運用の実績があるとともに、AWSのソリューションプロバイダーとしてAWS活用の実績もあるという。セキュリティリファレンスでは、調査結果に加えて、既存システムを前提としたセキュリティ対応や監査の手法では難しい項目について、3社がこれまでの実績に基づいて検討した対応案を提示している。

図 活用イメージ
※クリックすると拡大画像が見られます

 セキュリティリファレンスはサマリー版と詳細版の2種類が用意されている。サマリー版はSCSKISIDNRIの各ウェブサイトでダウンロードできる。詳細版の入手は、アマゾンデータサービスジャパンと秘密保持契約を結ぶ必要がある。サマリー版の概要を確認してから必要に応じて、3社に問い合わせる必要がある。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]