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Oracle Days Tokyo 2012

Oracle Days Tokyo開催--Database 12cとExadata X3に見るオラクルの要諦 - (page 2)

大河原克行

2012-10-30 14:36

 「現在、オラクルはIT企業では世界第5位の時価総額を持つ企業である。また数多くの買収を成功させている企業でもあり、直近ではクラウドに関連する企業の買収が多い。そして、年間60億ドルの研究開発投資を行っている。フルスタック戦略だけでなく、ベスト・オブ・ブリードでお客様の資産を保護する取り組みも行っている」と現在のオラクルの概要について改めて説明。「ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて、最も高性能な仕組みを最も安価に提供していくのが“Engineered System”。そして、地球上で最も包括的なクラウドが“Oracle Cloud”。これがオラクルの2大製品になる」(三澤氏)

 三澤氏は、第4世代となる「Exadata X3」の説明に時間を割き、「IntelのCPUはこの10年で100倍に性能が向上しているが、ネットワークの速度は10倍程度、ハードディスクの速度は1.4倍程度。頭は良くなっているが、手足がついて行かないのが現在のシステム。全件検索の指示を行ったときには、システムの中で最も進化が遅いハードディスクにアクセスすることになる。Exadataでは、ストレージ層にソフトウェアを組み込み、InfiniBandを活用することで、ほかにはない性能を実現する。世界で唯一、すべてのワークロードの統合を可能にした最高速のマシンである」と語っている。

三澤智光氏
三澤智光氏

 Exadata X3では「Database In-Memory」というコンセプトが採用されている。このことについて三澤氏は「X2と同じ価格でありながら、22Tバイトのフラッシュメモリを搭載し、さらに10倍の圧縮率も可能になる。オラクル独自のソフトウェア技術でより高速にフラッシュにアクセスできる。これにより、200Tバイトの情報系データをフラッシュ上で動かし、驚くほど高速に処理できる。Exadataはソフトウェアからみてハードウェアを設計した。ハードディスクの遅さに足を引っ張られることがない処理が可能になる。日本の顧客に適したものとして提供できる」とした。

写真4
※クリックすると拡大画像が見られます

 Exadataの日本での導入企業を紹介しながら、「さまざまな用途でExadataが導入されており、しかも日本を代表する企業が導入している」とその優位性を強調している。

 さらに三澤氏は、分析専用機「Oracle Exalytics In-Memory Machine」でデータベース処理時間や分析の処理時間を大幅に削減できることを紹介。シカゴ市警察でSNSを活用した治安維持、犯罪抑制につなげたビッグデータ管理の事例もデモストレーションを交えて紹介してみせた。

写真5
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