ソフトがシステムを定める形に移行--デルが提唱する「Future-Ready」の有り様 - (page 2)

大河原克行

2014-11-17 16:47

 郡氏は「今秋水曜日には新世代のコンバージドソリューションであるPowerEdge FXを発表した。CPU性能は130%となり、8倍の高密度を実現している。これまで数時間、数十時間かかっていたものが数分で導入できる。未来をデザインする製品である」と述べた。

 講演の最後に郡氏は「クラウド、ビッグデータは難解な新たな技術という段階を卒業し、応用と活用の段階に入っている。事業を差別化するためのツールとして新たな事業モデルの構築へとつながっている。それらを支えるインフラは、ソフトウェアデファインドとなる。デルは、創業以来30年間培ってきたDNAであるオープン、スケーラブル、自動化によって、ますます迅速で運用効率が高いソリューションを提供していくことになる。デルは、ビジネスに変革をもたらし、顧客の未来をデザインするソリューションを提供したい」と語った。

 今回のDell Solutions Roadshow 2014 Osakaは、Dell Worldの開催直後ということもあり、10月中旬に東京で開催された同イベントよりも、Future-Ready IT Solutionsというメッセージによりフォーカスしたものとなったと言える。

 展示ブースでも、発表直後のPowerEdge FXをはじめ、同社独自のさまざまな技術を活用した製品が多く展示されており、Integrated IT Companyという新たな方向性の一端を表現するものとなった。

 その点でも、Future-Ready IT Solutionsをベースに「デルの進化を感じてほしい」とする郡氏の言葉を証明する点でも重要なイベントになったと言えそうだ。

ハードウェアデファインドからソフトウェアデファインドに移行しつつあるという
ハードウェアデファインドからソフトウェアデファインドに移行しつつあるという

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