
「Bluefish」:最高のプログラミングエディタ
昔、筆者が記事を完成させると、その原稿はコピーエディターと編集者、校正係を経て、最終的に(これを書いてしまうと年齢がばれそうだが)筆者の文章を紙に印刷するための活字を作成するライノタイプオペレーターの手に渡る。何と大昔の話だろうか。
近頃では、筆者の原稿はキーボードからコンテンツ管理システムに直接飛んだ後、読者の皆さんに公開されることがほとんどだ。その過程で、筆者は自分の書いた文章を文書フォーマットからHTMLに変換する必要がある。その作業を行うときと、滅多にないが昔のようにプログラムを記述するときに、Bluefishを利用する。
筆者はかつて、いくつものプログラミングエディタを使ってきた。今でも大急ぎのときは「vi」を使うが、軽さとスピード、豊富な機能を兼ね備えるBluefishより優れたものを見つけるのは難しい。昔、さまざまなローカルドライブやネットワークディスク、FTPサイトに散在する多数のプログラムを同時に編集しなければならないことがあったが、もうあんな目に遭うのは二度とごめんだ。しかし、仮にそういう状況に陥ったとしても、Bluefishがその作業を簡単に処理してくれるだろう。