編集部からのお知らせ
SNS分析のトレンドまとめ
注目「Googleのクラウド事業を読み解く」

IBMがNVIDIAおよび米エネルギー省とスパコン研究施設を開設へ

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2015-07-14 15:01

 IBMは、NVIDIA、米エネルギー省と共同で、スーパーコンピュータの先端研究拠点(COE)を米国の2カ所に開設する。この取り組みの主眼は、アプリケーションがスーパーコンピュータの処理能力を活用できるようにし、開発者やエンジニア、科学者からフィードバックを収集することだ。

 エネルギー省のオークリッジ国立研究所とローレンスリバモア国立研究所に設置されるセンターは、スーパーコンピューティングの発展とコードイノベーションの開発に注力する。

 ドイツのフランクフルトで開催中の「International Supercomputing Conference」で概要が発表された今回のパートナーシップの下、IBMが主導する「OpenPOWER」プロジェクト、NVIDIA、Mellanoxの技術が導入される。IBMは既にエネルギー省とスーパーコンピューティングに関する契約を結んでおり、2018年の稼働開始に向けて2台のスーパーコンピュータシステムを配備する。

 このIBMとNVIDIAの提携とほぼ同時に、Hewlett-Packard(HP)とIntelが提携を発表している。両陣営の目標は同じだ。具体的には、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のワークロードやシステムをより多くの企業に普及させ、スーパーコンピューティング環境を利用して、さまざまな可能性を提示することだ。IBMは「POWER Acceleration and Design Center」をフランスのモンペリエに開設し、先頃、「SuperVessel」サービスを発表した。

 IBMによると、新しいHPCセンターは、エネルギー省の2台のスーパーコンピュータシステム(名称は「Sierra」と「Summit」)の配備に先立って、エネルギーや気候、生物物理学、医学といった分野の研究の最適化も行うという。

 IBMとNVIDIAのスーパーコンピューティングセンターには、アプリケーションの対応、ハードウェアエンジニアとアプリケーション開発者のコラボレーション、IBMのPOWERプロセッサとNVIDIAのGPUやインターコネクトを取り入れた設計を実現する技術なども組み込まれる。両センターのチームはプログラミングモデル、アルゴリズム、アプリケーション、計算性能に注力する。

 配備されるスーパーコンピューティングシステムは、NVIDIAとMellanoxの技術も活用したOpenPOWERの設計思想に沿うものとなる。

figure_1

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    マンガで解説、移行済みの担当者にも役立つ! Windows10移行&運用ガイド

  2. クラウドコンピューティング

    カギは物理世界とクラウドの接続あり!成果が出やすいIoT活用のアプローチを知る

  3. クラウドコンピューティング

    IoTにはこれだけのサイバー攻撃リスクが!まずはベストプラクティスの習得を

  4. セキュリティ

    エンドポイントの脅威対策をワンストップで提供 現場の負荷を軽減する運用サービス活用のススメ

  5. クラウドコンピューティング

    家庭向けIoT製品の普及とともに拡大するセキュリティとプライバシー問題─解決策を知ろう

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]