MicrosoftとSalesforce.comは米国時間9月16日、サンフランシスコで開催中の「Dreamforce 2015」カンファレンスにおいて、さらに多くの両社製品を統合していくと発表した。
Saleforce.comとMicrosoftは2014年5月にグローバルな戦略的提携を発表している。そして10月の「Dreamforce 2014」カンファレンスにおいて両社は、さまざまなSalesforceアプリを、Microsoftの「Office」アプリやビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォーム「Power BI」に統合するソリューションを発表していた。
16日の発表で両社は、「Outlook 2013」や「Office 365」と連携する「Salesforce App for Outlook」と、「Salesforce1 Mobile App for Office」の2製品の一般提供開始を発表した。
両社はまた、Salesforce.comが自社のさまざまな製品にもたらそうとしている新たなユーザーインターフェース「Salesforce Lightning Experience」を、「Skype for Business」および「Microsoft OneNote」に統合するとも発表した。さらに両社は、「Office Graph」と「Office Delve」をSalesforceのコンテンツと統合する計画も明らかにした。これらの新製品は2016年下半期にリリースされる予定だ。
Salesforce.comによると、「Windows 10」に対応した「Salesforce1 Mobile」アプリも2016年下半期にリリースするという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。