Salesforce.comは米国時間11月18日、予想を上回る2016会計年度第3四半期決算(10月31日締め)を発表した。
非GAAPベースの1株あたり利益は21セント、売上高は前年同期比24%増の17億1000万ドルだった。
アナリストらは売上高を17億ドル、1株あたり利益を19セントと予想していた。
サブスクリプションとサポートの売上高は前年同期比24%増の16億ドル、プロフェッショナルサービスとその他の売上高は同22%増の計1億1600万ドルだった。
第4四半期の見通しについて、同社は売上高が17億8200万~17億9200万ドル、非GAAPベースの利益が1株あたり18~19セントと見ている。
同社は2016会計年度通期の見通しを上方修正した。売上高は66億4000万~66億5000万ドル、非GAAPベースの利益は1株あたり74~75セントを見込んでいる。アナリストらは売上高の見通しを66億2000万ドルと予想していた。
Salesforce.comの共同創業者であり最高経営責任者(CEO)でもあるMarc Benioff氏は、2017会計年度の売上高の見通しも示した。
同氏はあらかじめ用意したコメントで「2017会計年度に初めて売上高80億ドルを達成できるという見通しを発表できてうれしく思う。最も速く年間売上高100億ドルを達成するソフトウェア企業になるという目標に向けて順調に進んでいる」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。