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オラクル幹部が語る「エンジニアドシステムの競合状況」 - (page 2)

松岡功

2016-08-05 12:00

 日本オラクルによると、国内の統合システム市場において、エンジニアドシステムは出荷額ベースで55%のシェアを占めているという。ただ、エンジニアドシステムはあくまでオラクル独自の製品だ。結局は国内データベース市場で半数のシェアを占めるというOracle Databaseの今後の動向にかかっているといえそうだ。

「理想のハイブリッドクラウドに向けてパブリッククラウドへの移行も促進すべし」
(ベリタステクノロジーズ 星野隆義 インフォメーション・アベイラビリティ アーキテクト)

ベリタステクノロジーズ 星野隆義 インフォメーション・アベイラビリティ アーキテクト
ベリタステクノロジーズ 星野隆義 インフォメーション・アベイラビリティ アーキテクト

 ベリタステクノロジーズが先ごろ、ハイブリッドクラウドの現状を独自に調査した結果を発表した。同社テクノロジーセールス&サービス統括本部でインフォメーション・アベイラビリティ アーキテクトを務める星野氏の冒頭の発言は、ハイブリッドクラウドにおけるパブリッククラウドの重要性について語ったものである。

 同調査は、日本や米国、英国、ドイツ、フランス、中国など8カ国のグローバル企業約1800社(うち日本は188社)を対象に実施したもの。それによると、日本企業は他国の企業と比べて、パブリッククラウドの活用が進んでいることが明らかになった。

 また、日本企業が利用しているITサービスの39%がパブリッッククラウド上にあり、将来的には83%をパブリッククラウドに移行したいと考えていることが分かった。ただし、そうした思惑とは裏腹に、日本企業のパブリッククラウドへの満足度は8カ国の中で最も低いことも浮き彫りになった。

 同調査の詳しい内容については関連記事を参照いただくとして、ここでは星野氏の冒頭の発言について掘り下げたい。

 同氏は、理想のハイブリッドクラウドのためにパブリッククラウドが満たすべき要件について、今回の調査で得た結果をまとめた図を示しながら説明した。図の左側のグラフはパブリッククラウドを使用しない理由、右側のグラフはプライベートクラウドを使用する理由である。

理想のハイブリッドクラウドのためにパブリッククラウドが満たすべき要件
理想のハイブリッドクラウドのためにパブリッククラウドが満たすべき要件

 この両グラフを掛け合わせてみることで、同氏は「機密データの扱い」における安全性が高いこと、「ベンダー非依存の信頼性」が担保されていること、「データ保護」の信頼性が確保されていることの3つの要件が、パブリッククラウドに求められているとの見解を示した。

 冒頭の発言の真意は、これら3つの要件を満たしたパブリッククラウドがあってこそ、理想的なハイブリッドクラウド環境を実現できるようになるというものだ。つまりは「高品質なパブリッククラウドと連携してこそ、ハイブリッドクラウドも生きる」といったところか。当然と言えば当然だが、非常に大事なポイントではないだろうか。

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