OpenWorldでは、ハードウェア部門担当エグゼクティブバイスプレジデントのJohn Fowler氏が、次世代データセンター機能を構築するためにOracleが進めている取り組みについて議論する予定だ。他にも多くのセッションで、新しい「高パフォーマンスな」クラウド機能について言及されている。
(カンファレンスセッション7797)
Oracle Cloudの新機能が信頼性の高いオンプレミスエンタープライズ環境に匹敵するものであり、弾力性の高いサービスによって実現された、企業で必要とされる運用のコントロールやセキュリティ、予測可能な高パフォーマンスを備えていることを理解する。このセッションでは、I/Oインテンシブなワークロードや、複雑な部門単位のワークロード、クラウドネイティブな取り組みを可能にする中核的な基本技術に焦点を当てる。
(ハンズオンラボセッション7810)
Oracle Cloudでは、エンタープライズ開発者を念頭に置いた、新たな高パフォーマンスサービスがゼロから構築されている。このラボでは、超高速な新プラットフォーム上で、I/Oインテンシブなクラウドネイティブアプリを展開するデモを行う。アプリを展開し、性能をテストし、真の高パフォーマンスクラウドを体験してもらう。
ビッグデータ:同イベントでは、ビッグデータに関連するセッションが60以上も設けられている。中でも重要だと考えられるのは、エグゼクティブバイスプレジデントであり、長年データベース部門の責任者を務めているAndrew Mendelsohn氏が、「Oracle Cloud Platform for Big Data」のロードマップを語るセッションだろう。関連する要素の数が多いことや、頻繁に変更されるブランド名、これまでのOracleのビッグデータクラウド戦略のその他の側面などを考えれば、Mendelsohn氏に求められるのは、顧客にわかりやすさを提供することだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。