海外コメンタリー

人気の高いプログラミング言語とは--学習者はどう捉える?

David Gewirtz (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2016年10月13日 06時45分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 プログラミング言語の人気を単一の数値で表すのは無理があるかもしれない。それでも学生たちや技術者たちは自らの将来を考え、企業を正しい方向に発展させていくために、その答えを知りたいと考えている。

複数のプログラミング言語やフレームワークに慣れ親しんでおくのが肝要
IT業界はとても動きが速いため、複数のプログラミング言語やフレームワークに慣れ親しんでおくのが肝要だ。
提供:istock.com

 カリフォルニア大学バークレー校で筆者のプログラミングの講義に出席している学生たちは、最も人気の高いプログラミング言語はどれかという質問をしばしば投げかけてくる。この質問は簡単だが、答えはそう簡単なものではない。

 ではまず、人々はなぜこのような質問をするのかについて考えてみよう。通例、少なくとも学生たちは仕事にありつける言語を学びたいと考えている。この業界に入ろうと考えているほとんどの人々にとって、ニーズのない知識を仕入れる意味などまったくと言っていいほど感じられないはずだ。

 一方、既に何らかのスキルを有しているプログラマーたちは、自らが現在手にしているスキルが時代に即しているか、あるいは他の新たな言語に目を向けるべきかどうかという感触を得たいと考えている。というのも人気の変化は、新たな言語を学ぶ時期の到来を知らせる予兆となり得るためだ。

 製品開発に従事している開発者たちも人気のある言語を知りたがっている。彼らは、自らが開発しているAPIなどのさまざまな選択肢が、本当に顧客に利用されるソリューションであることを確認したいと考えている。つまり、最も人気の高い環境をサポートすることが喫緊の課題になっているというわけだ。

 最後に、プロジェクトの立ち上げ時には、使用する言語を決定する必要に迫られる。1番に挙げられる判断基準は常に、仕事を成し遂げられる言語を選択するというものになるはずだ。ある言語の人気が非常に高かったとしても、それによってアプリケーションの開発期間が2年に及ぶのであれば、人気のない言語だったとしても2カ月で完了する方が選択されるのは明らかだ。しかし、すべてが同じ条件であるとすれば、最も人気の高い言語を選ぶことでたいていの場合、プログラマーやリソースの手配が容易になる。そういった点で、言語の人気は重要な検討項目となる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化