さとうなおきの「週刊Azureなう」

【Auzreなう 10/21号】Azure App ServiceのLinuxサポート - (page 3)

佐藤直生

2016-10-21 12:07

Azure Management Libraries for .NET/Java ベータ3をリリース

 Azure Management Libraries for Javaは、Azureリソースの管理操作を行うためのライブラリであり、読み書きしやすいFluentインターフェースを提供します。

 7月に、Azure Management Libraries for Javaの最初の開発者プレビュー(1.0.0-beta2)がリリースされていました。そして今回、Azure Management Libraries for Javaのベータ3(1.0.0-beta3)がリリースされました。

 このリリースでは、Azure Virtual Machines、Virtual Machine Scale Sets、Storage、ネットワーキング、Azure Resource Manager、Azure Key Vault、Azure Batchのほとんどの機能がサポートされています。また、VMやほかのリソースの並列作成もサポートされました。今後数か月で、さらなるAzureサービスのサポートが追加される予定です。

 次のJavaコードでは、VMを新規作成しています。Fluentに書くことができますね。


VirtualMachine linuxVM = azure.virtualMachines().define("myLinuxVM")
    .withRegion(Region.US_EAST)
    .withNewResourceGroup(rgName)
    .withNewPrimaryNetwork("10.0.0.0/28")
    .withPrimaryPrivateIpAddressDynamic()
    .withNewPrimaryPublicIpAddress("mylinuxvmdns")
    .withPopularLinuxImage(KnownLinuxVirtualMachineImage.UBUNTU_SERVER_16_04_LTS)
    .withRootUserName("tirekicker")
    .withSsh(sshKey)
    .withSize(VirtualMachineSizeTypes.STANDARD_D3_V2)
    .create();

 また、.NET向けにAzure Management Libraries for Javaと同様の機能を提供するAzure Management Libraries for .NETの最初の開発者プレビューもリリースされました。そのバージョンは、Azure Management Libraries for Javaと同じベータ3(1.0.0-beta3)です。

 Azure Management Libraries for Java 1.0.0-beta3と同じく、Azure Management Libraries for .NET 1.0.0-beta3でも、Azure Virtual Machines、Virtual Machine Scale Sets、Storage、ネットワーキング、Azure Resource Manager、Azure Key Vault、Azure Batchのほとんどの機能がサポートされています。今後数か月で、さらなるAzureサービスのサポートが追加される予定です。

 次の.NETコードは、前述のJavaコードをほぼ同様ですね。


var windowsVM = azure.VirtualMachines.Define("myWindowsVM")
    .WithRegion(Region.US_EAST)
    .WithNewResourceGroup(rgName)
    .WithNewPrimaryNetwork("10.0.0.0/28")
    .WithPrimaryPrivateIpAddressDynamic()
    .WithNewPrimaryPublicIpAddress("mywindowsvmdns")
    .WithPopularWindowsImage(KnownWindowsVirtualMachineImage.WINDOWS_SERVER_2012_R2_DATACENTER)
    .WithAdminUserName("tirekicker")
    .WithPassword(password)
    .WithSize(VirtualMachineSizeTypes.StandardD3V2)
    .Create();

 詳細は、Azure Blogのポスト「Simpler Azure Management Libraries for Java - Beta 3」「Simpler Azure Management Libraries for .NET」Azure Management Libraries for JavaAzure Management Libraries for .NETのGitHubリポジトリをご覧ください。

Azure Service Fabric: SDK 2.3.301/Runtime 5.3.301をリリース

 Azure Service Fabricは、マイクロサービスのパッケージ、デプロイ、管理を簡単に行えるプラットフォームです。

 Azure Service FabricのWindows向けのSDK、ランタイムの最新バージョン(SDK 2.3.301、Runtime 5.3.301)がリリースされました。Visual StudioでAzure Service Fabricの開発を行っている方、Azure Service Fabric for Windows Serverを使ってクラスタを構築されている方は、アップデートをご検討ください。

 今回のリリースには、いくつかの新機能やバグ修正が含まれています。新機能の1つとして、Azure Service Fabricクラスターのバージョンの制御が強化されています。AzureサービスとしてのクラスタWindows Server上に構築されたクラスタで、ランタイムを自動的に最新バージョンにアップグレードしたり、明示的に特定のバージョンを指定したりすることができるようになりました。

 なお、既知の問題として、Windows 10 Anniversary UpdateでこのSDKのインストールに失敗する場合があります。回避策としては、セキュアブートを無効化するか、代わりにSDK 2.2.207/Runtime 5.2.207をインストールしてください。

 詳細は、Azure Service Fabric Team Blogのポスト「Release of SDK 2.3.301 and Runtime 5.3.301 for Windows」をご覧ください。

 それではまた来週。

佐藤直生 (さとうなおき)
1999年から、OracleでJava、アプリケーションサーバ、開発ツールなどのエンジニア/テクニカル エバンジェリストを担当後、2010年9月にMicrosoftに入社。Microsoft Azureの黎明期からエバンジェリスト/テクノロジストとしてAzureを担当。オライリーなどの技術書の監訳、翻訳も多数。
ブログ: https://satonaoki.wordpress.com/
Twitter: https://twitter.com/satonaoki

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