内田洋行は「ワークスタイル変革による生産性向上のための場の展示」を目指している。オフィスファニチュアやICTツールの新製品を一堂に展示するとともに、同社が社内実践している働き方改革のモデル事例を自社イベントで紹介した。
2012年1月から、営業部門における働き方変革のモデル事例として、社内実証プロジェクト「チェンジ・ワーキング」を開始。ワークショップや分科会活動を通じて、変革に関する目標の共有や、達成に向けた変革促進施策の抽出などを実施してきた経緯がある。
この4年間のチェンジワーキングブロジェクトの実績として、個人所有の書類は6.1fmから1.6fmに減少。会議時間の削減割合は95分から75分へと21%削減した。会議室稼働率は38%から57%に増加し、顧客対面時間は24%から43%へと1.8倍増加したという。
4年間の自社実践の成果をベースに、新たな働き方とさらなる生産性向上を目的に、新川第2ビルのワークスペースをリニューアル。固定席を廃止し、オフィスワーカー自身が仕事内容に応じて最適な場所を選んで業務を行う内田洋行独自の提案である「アクティブ・コモンズ」を進化させたという。
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リニューアルされた新川第2ビルのワークスペース
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窓際にはファミレス風のワークスペースを用意
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木目をふんだんに使ったカウンター
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ミーティングスペースも木目で構成
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木材は良品計画との連携によるもの。よく見ると木材の周り部分を組み合わせて作っているのがわかる