NECは企業向けのソフトウェア定義ネットワーク(SDN)戦略を強化する。ネットワーク関連の機器とサービスを追加していくとともに、パートナー向けのサポート体制も強化する。
具体的には、SDNの導入と運用を軽減する新たなマネージドWANサービスと、従来の約10分の1のコストで構築可能とするSDNコントローラとスイッチを投入する。さらに、「SDNサポートセンター」を新設し、販売パートナーの販売、設計、構築、運用を支援する。
パートナー連携では、工場や店舗向けシステムの設計構築に強い事業者との連携を強化し、現場活用を促進する。これらの取り組みを通じ、2017年度に企業向けSDN事業の売り上げで300億円を目指す。
また、税別5万円からの低価格SDNコントローラ「UNIVERGE SDN Controller Lite」を2月28日に販売開始する。導入コストを低く抑えられ、スイッチ「UNIVERGE QX」シリーズにも追加導入が可能となっている。

新たな提供サービスメニュー内容(NEC提供)

SDNサポートセンターが提供する販売パートナー向けサポート内容(NEC提供)