編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」

デジタルイノベーションへのIT部門の意識 - (page 2)

内山悟志 (ITRエグゼクティブ・アナリスト)

2017-02-22 07:30

 この調査では、IT部門の意識だけでなく経営者の意識についても聞いているのですが、今回(2016年)の調査では、経営者の意識とIT部門の意識にはほとんど違いがありませんでした(図2)。

 唯一の違いとしては「新規事業創造やビジネスモデル変革」は経営者においては2014年の時点から高い重要性が認識されていたものの、IT部門ではやや認識が低かった点です。

 2年前は、「働き方・組織運営の変革」や「顧客関係・マーケティングの変革」については、IT部門が関係しているが、「新規事業創造やビジネスモデルの変革」はユーザー部門の責任範囲であり、IT部門はあまり関係がないとの認識が以前は強かったのではないでしょうか。

 しかし、今回の調査では経営者と同等に、また他の2つのイノベーションと同等に重要性を認識するようになっていることが明らかとなりました。ITやデジタル技術を活用した「新規事業創造やビジネスモデルの変革」に対してもIT部門が積極的に関わっていかなければならないという認識が高まったことの表れといえるでしょう。これにより経営者の認識とIT部門の認識が以前よりも一致してきたと言えます。


図2.3つの方向性のイノベーションに対する経営者の認識 出典:ITR(「デジタルイノベーション動向調査」2014年11月実施:281件、2016年4月実施:259件)

 IT部門は、経営者やユーザー部門の課題やニーズに目を向けて、3つの方向性のどれを優先的に取り組むべきかについての方針を打ち立てていくことが求められます。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]