海外コメンタリー

AIはエンタープライズソフトウェアをいかに変えるか

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2017年06月21日 06時30分

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 「Amazon Web Services」(AWS)は人工知能(AI)と機械学習をあらゆる組織に届けようとしている。そしてこれには、社内に専門家がいない組織も含まれる。これが、Amazonの最高経営責任者(CEO)Jeff Bezos氏がInternet Associationで語った内容の要点だ。

 Bezos氏の目標は、(「普通なら必要とされる、最先端の専門技術を持っていない組織であっても」)AWSを利用すれば、あらゆる企業がAIと機械学習を簡単に利用できるようにすることだという。同氏は、「現時点では、AIや機械学習を特定の組織が持つ問題に適用することは、難易度が高い。それには高い技術力が必要なため、まず機械学習を専門とする優秀な博士の奪い合いに参加しなければならないが、多くの企業にとってその競争に勝つのは難しい」と認めた。

(GeekWireのTodd Bishop氏が、Bezos氏の話を伝えてくれたことに感謝する)

 Bezos氏は、AIがエンタープライズソフトウェアの性質そのものを変えつつあると述べている。同氏は、AIと機械学習はAmazonにとって「水平的な、物事を可能にするレイヤ」であり、世界中のあらゆる企業でも同じことが言えると考えている。Amazonの「Alexa」と「Echo」は、「途方もない量の機械学習、コンピュータビジョンシステム、自然言語解析、その他の技術を利用した」サービスのわかりやすい例だ。

 しかし同氏によれば、真に重要なAIと機械学習の影響は、「実際には水面下で起こっている」という。「それは、検索結果の改善や、顧客への商品レコメンデーションの改善に表れてきたり、あるいは、在庫管理の予測精度の改善などに表れてきたりする。こういった水面下の影響は、文字通り何百にも及ぶ」

 AIと機械学習は、現在や未来の企業や、企業が使うソフトウェアに対して、どう影響を与えるのだろうか。Louis Columbus氏は最近、Forbes誌で、この急激に進む進化についての記事を掲載しており、AIはエンタープライズソフトウェアの形を変えようとしていると述べている。同氏はこの記事で、Cowen and Companyが実施した調査結果の一部を紹介している。例えば、ITリーダーの81%はすでにAIへの投資を計画しているという。

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