「Amazon EC2」の課金、10月2日から秒単位に

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-09-19 10:46

 Amazon Web Services(AWS)は米国時間9月18日、「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)インスタンスへの課金を10月2日から1秒単位にすると発表した。これによりコンピューティングリソースに対する支払いはより厳密なものとなるはずだ。

 AWSの発表によると、今回の変更によって、オンデマンドとリザーブドインスタンス、スポットインスタンスの契約下で起動されるLinuxインスタンスは10月2日から、すべてのAWSリージョンにおいて1秒単位で課金されるようになるという。また、「Amazon Elastic Block Store」(Amazon EBS)ボリュームのストレージや、「Amazon Elastic MapReduce」(Amazon EMR)、「AWS Batch」にも1秒単位の課金が適用される。

 GoogleとMicrosoftは現在、1分単位での課金となっている。

 AWSのチーフエバンジェリストであるJeff Barr氏は同社のブログへの投稿で、「課金を1秒単位にまで細分化することで、顧客は弾力性の向上とともに、コストの節約を実現できるため、コンピューティングにおける継続的な進歩というメリットを享受できるようになる」と述べている。

 この新課金体系は、新たに起動される、あるいは既に稼働中のすべてのLinuxインスタンスに対して適用され、インスタンス毎に最低1分の課金が発生する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]