Amazon Web Services(AWS)は米国時間9月18日、「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)インスタンスへの課金を10月2日から1秒単位にすると発表した。これによりコンピューティングリソースに対する支払いはより厳密なものとなるはずだ。
AWSの発表によると、今回の変更によって、オンデマンドとリザーブドインスタンス、スポットインスタンスの契約下で起動されるLinuxインスタンスは10月2日から、すべてのAWSリージョンにおいて1秒単位で課金されるようになるという。また、「Amazon Elastic Block Store」(Amazon EBS)ボリュームのストレージや、「Amazon Elastic MapReduce」(Amazon EMR)、「AWS Batch」にも1秒単位の課金が適用される。
GoogleとMicrosoftは現在、1分単位での課金となっている。
AWSのチーフエバンジェリストであるJeff Barr氏は同社のブログへの投稿で、「課金を1秒単位にまで細分化することで、顧客は弾力性の向上とともに、コストの節約を実現できるため、コンピューティングにおける継続的な進歩というメリットを享受できるようになる」と述べている。
この新課金体系は、新たに起動される、あるいは既に稼働中のすべてのLinuxインスタンスに対して適用され、インスタンス毎に最低1分の課金が発生する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。