ミレニアル世代
本格的なパーソナルコンピユータの時代をApple IIとすると1977年、そして商用インターネットの開始が1987年を背景とし幼少期からパーソナルコンピュータでインターネットを使える環境にいる事ができた最初の世代(デジタルネイティブとも呼ばれる)をミレニアル世代と呼んでいます。
1年単位で厳密に定義する必要はないと思うのですが参考まで米国ピュー・リサーチ・センターによればミレニアル世代は1981年から1996年に生まれた人々と定義されていますが、だいたい1980年以降に生まれた世代と定義している方が多いようです。要は、物心がついた時からコンピュータとインターネットが普通にあり恐怖感、違和感なく使いこなす世代というわけです。
ところで、生まれながらのパソコン&ネット世代って、デジタルネイティブって言いませんでしたっけ?
デジタルネイティブは、Marc Prenskyが2001年に出版された著書"Digital Natives, Digital Immigrants"内で定義した呼称で、生まれながらにITに親しんでいる世代をデジタルネイティブ、IT普及以前に生まれてITを身につけようと頑張る世代をデジタルイミグラント と呼びます。デジタルネイティブは、ミレニアル世代と同じ世代と特徴を示していると考えて間違いなさそうです。
今回は、デジタルをコンピュータ、インターネットというテクノロジの視点から考えてみました。次回は人を中心に、ミレニアル世代の特徴からデジタルIQを高めていきましょう!!!
Peace out,

- 松永 エリック・匡史
- 青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授
経営コンサルタント、音楽家
- 1967年、東京生まれ。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。幼少期を南米(ドミニカ共和国)やニューヨークなどで過ごし、15歳からプロミュージシャンとして活動、国立音楽大学でクラッシック音楽、米国バークリー音楽院でJazzを学ぶ。システムエンジニアを経て、コンサル業界に転身。アクセンチュア、野村総合研究所、日本IBMを経て、デロイト トーマツ コンサルティングにてメディアセクターAPAC統括パートナーに就任。その後PwCコンサルティングにてデジタルサービス日本統括パートナーに就任しデジタル事業を立ち上げ、エクスペリエンスセンターを設立し初代センター長を務めた。
2018年よりONE NATION Digital & Mediaを立ち上げ、現在も大手企業を中心にデジタル変革(DX)のコンサルを行う。2019年、青山学院大学 地球社会共生学部 (国際ビジネス・国際経営学) 教授に就任、アーティスト思考を提唱。学生と社会人の共感と創造の場「エリックゼミ」において社会課題の解決に挑む。2023年より地球社会共生学部 学部長。 事業構想大学院大学 特任教授。学校法人聖ステパノ学園理事。
著書に『直感・共感・官能のアーティスト思考』(学校法人先端教育機構)、『バリューのことだけ考えろ』(SBクリエイティブ)、『外資系トップコンサルタントが教える英文履歴書完全マニュアル』(ナツメ社)、監修に『CD付き 実例でわかる! 英語面接完全マニュアル』(ナツメ社)がある。 - 1967年、東京生まれ。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。幼少期を南米(ドミニカ共和国)やニューヨークなどで過ごし、15歳からプロミュージシャンとして活動、国立音楽大学でクラッシック音楽、米国バークリー音楽院でJazzを学ぶ。システムエンジニアを経て、コンサル業界に転身。アクセンチュア、野村総合研究所、日本IBMを経て、デロイト トーマツ コンサルティングにてメディアセクターAPAC統括パートナーに就任。その後PwCコンサルティングにてデジタルサービス日本統括パートナーに就任しデジタル事業を立ち上げ、エクスペリエンスセンターを設立し初代センター長を務めた。