インフォアジャパンは10月12日、プライベートイベント「Infor Next Tokyo 2017」を都内で開催した。基調講演では、10月1日に就任した代表取締役社長の三浦信哉氏が登壇し、顧客第一主義とパートナーとの協業推進に注力していくことを明らかにした。
米Infor プレジデントのStephan Scholl氏、グローバル・プロダクト・ディベロップメント担当エグセクティブ・バイス・プレジデントのSoma Somasundaram氏もイベントに合わせて来日し、グローバルでのビジネス概況などを説明した。

左からインフォアジャパンの三浦信哉氏、米InforのScholl氏、Somasundaram氏
クラウド環境で展開する業界特化型アプリケーション群「Infor CloudSuite」が急成長を遂げているとアピール。買収して手に入れた技術基盤であるGT Nexusのビジネスネットワークやビジネスインテリジェンス(BI)基盤「Birst」との機能連携や、7月に発表した人工知能(AI)基盤「Infor Coleman」の有用性を訴求した。
また、2012年に設立した社内のクリエイティブエージェンシー「Hook&Loop」についても紹介し、アプリケーションの使い勝手を意識したユーザー体験の開発に注力していることも強調した。クラウドERPへの移行を支援する「Infor UpgradeX」プログラムにも触れ、クラウドへの移行を積極的に呼びかけた。