調査

DevOpsソフトウェア市場は前年比16%増--IDC

NO BUDGET

2018-02-24 07:30

 IDC Japanは2月20日、2017年の国内DevOpsソフトウェア市場規模実績と2022年までの市場規模予測を発表した。

 DevOpsについてIDCは、企業がスピード、生産性、品質などのビジネス能力を高めることを目標に、アプリケーションの開発(Dev)からオペレーション(Ops)までのプロセスを通して、複数の組織や担当者が共同で取り組む上で必要な方法論とプラクティスと定義する。

 IDCによると、2017年の国内DevOpsソフトウェア市場は前年比成長率16.1%の166億1,000万円。トライアルやパイロットプロジェクトなど小さい規模でDevOpsを実践する企業が増えていることで、DevOpsソフトウェア市場が立ち上がりを見せているという。2018年以降はIT組織全体でのDevOpsの実践が本格化し、DevOpsソフトウェアの使用率が高まることから、2017年〜2022年の年間平均成長率は20.8%となり、2022年には427億円の市場規模に達するとIDCは予測する。

 2017年のDevOpsソフトウェア市場でパッケージソフトウェアの売上額構成比は75%に上るが、2022年には56%まで低下すると見られる。一方でパブリッククラウドサービスは、2017年〜2022年に年間平均成長率34.8%の高い拡大を見せ、2022年には売上額構成比が44%にまで達するとIDCは予想している。

 パブリッククラウドサービスが高い成長を続ける要因は、主要なPaaSにおいてDevOpsサポート機能が拡充されていくことや、DevOps向けアプリケーションライフサイクルツールをSaaSとして提供するサービスプロバイダーが増加していくことがあると考えられている。

 IDCでは、商用パッケージソフトウェアとオープンソースソフトウェアだけではなく、クラウドサービスにおいても、企業のDevOpsプロセスの構築と統合をサポートするための拡張が行われ、DevOpsソフトウェア市場はさらに拡大を加速させていくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]