Googleは、Linuxとオープンソースソフトウェアがなければ存在しえなかったかもしれない。CanonicalやRed Hat、SUSEと同列のLinuxベンダーとは考えられないかもしれないが、Linuxがなければ、Googleは現在のような検索や広告の大手にはなっていないだろう。したがって、GoogleがThe Linux Foundationのシルバーメンバーからプラチナメンバーになるのは頷ける。
GoogleがThe Linux Foundationのプラチナメンバーになったと発表された。それに伴い、Googleの代表として、Google Cloudのオープンソース戦略責任者であるSarah Novotny氏が、The Linux Foundationのボード(役員会)メンバーに就任する。同氏は自らギークであると公言している。また、長年にわたってビジネス業界とテクノロジ業界の橋渡し役を務めてきた。Googleでは「Kubernetes」のコミュニティを率いており、Googleに加わる前は、NGNIXのDeveloper Relationsの責任者や「O'Reilly Open Source Convention」(OSCon)のプログラム責任者を歴任している。
The Linux Foundationのメンバー組織は800を超え、AT&T、Cisco、富士通、日立製作所、Huawei、IBM、Intel、Microsoft、NEC、Oracle、Qualcomm、Tencent、サムスン、VMwareはすでにプラチナメンバーとなっている。
Sarah Novotny氏
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。