「Windows 10 19H1」の次の開発コード名は「Vanadium」に?

Mary Jo Foley (CNET News) 翻訳校正: 編集部 2018年11月01日 10時36分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 Microsoftは3月に、「Windows」開発グループ(WDG)を分割し、Windowsのエンジニアリング担当チームを「Microsoft Azure」のエンジニアリング担当グループに統合すると発表した。その結果として、WindowsとAzureが開発コードの命名において同じ規則を適用するようになるのは時間の問題だったようだ。

 2019年4月にリリースされる予定のWindowsクライアントの開発コード名は「Windows 10 19H1」であり、Azureの命名規則にのっとっているわけではない。しかし筆者の複数の情報筋によると、19H1の次のリリース(2019年10月頃の予定)では、Azureの命名規則に合わせていくという。

 Azureチームは開発コード名として元素名を採用している。19H1用として提供されるAzureの現在の開発コード名は「Titanium」(Ti:チタン)だと聞き及んでいる。しかし、Windowsクライアントの開発チームは既に社内外で「19H1」という開発コード名を使い始めていたため、Titaniumというコード名の採用を見送ったという。

 しかし実際のところ、「19H2」と呼ばれることになる(と一部の人が考えていた)Windows 10の機能アップデートは、筆者の複数の情報筋によると、Azureの命名規則に従った「Vanadium」(V:バナジウム)という開発コード名で呼ばれているとのことだ。開発チームが元素の周期表の順序にこだわるのであれば、2020年に入ってからリリースされるWindowsの機能アップデートは「Chromium」(Cr:クロム)となるはずだ。とはいえ、Googleがこの名称を使用している点を考えると、ちょっとした混乱を巻き起こすのは明らかだ。このため、筆者が聞き及んだところでは、該当アップデートにはおそらく「Vibranium」(ヴィブラニウム)という架空の元素名が採用されそうだという(Vibraniumはキャプテンアメリカの盾に使われている元素だと聞いている)。

 筆者がWindowsの次期機能アップデートにおけるVanadiumとVibraniumという開発コード名についてMicrosoftに確認を求めたところ、何もコメントすることはないという答えが返ってきた。

 これまでのWindows 10機能アップデートのコードネームを振り返ってみると以下の通りだ。

 ちなみに「Threshold」という開発コード名は、2001年にリリースされたゲーム「Halo」の第一弾において最初のヘイローリングが周回する惑星の名前に由来している。また、「Redstone」という開発コード名は、MicrosoftがMojangの買収によって入手したゲーム「Minecraft」に由来している。

 The Walking CatがTwitterで指摘してくれたところによると、Surfaceチームも一部の開発コード名に元素の名前を用いているとのことだ。最新のSurfaceデバイスの開発コード名には「Caprock」や「Croton」「Forks」などがあり、これらはそれぞれCa(カルシウム)とCr(クロム)、F(フッ素)に対応していると指摘している。

元素

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SpecialPR

連載

CIO
月刊 Windows 10移行の心・技・体
ITアナリストが知る日本企業の「ITの盲点」
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
セキュリティインシデント対応の現場
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft Inspire
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]