Microsoftは米国時間4月2日、「Windows 10 October 2018 Update」(バージョン1809)向けに2度目の累積アップデート「KB4490481」をリリースした。このリリースの2週間前には、それ以前のバージョンの「Windows 10」向けに同様の累積アップデートがリリースされている。
テクノロジ系ニュースサイトのGhacksが伝えているように、「Windows 10 April 2018 Update」(バージョン1803)向けの2度目の累積アップデートは3月19日にリリースされている。バージョン1809向けの累積アップデートがこれに後れを取った理由として、バージョン1809およびそのアップデートでさまざまな問題が生じたため、さらに慎重にテストが重ねられた可能性が考えられる。
Windows 10の次期機能アップデートであるバージョン1903のリリースが近づくなか、今回のKB4490481によって、バージョン1809のビルド番号は「Build 17763.404」となる。
今回の累積アップデートでは、コンシューマー向けPCやエンタープライズ向けPCにおける「Microsoft Edge」ブラウザや「Internet Explorer」ブラウザのほか、オーディオやゲーム、ネットワークなどに関連する数々のバグや不具合が修正されている。
Microsoftは、今回の累積アップデートを適用する前に最新のサービススタックの更新プログラム(SSU)を適用しておくよう「強く推奨」している。
このSSUによって、「Reset this PC」(このPCを初期状態に戻す)を実行した後で一部のデバイスドライバが機能しなくなるという問題が解決される。この問題が引き起こされた場合、デバイスの機能が失われたり、システムの安定性が損なわれるほか、最悪の場合にはシステムが起動しなくなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。