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「Windows 10」リリースから4年--着実な成果、残された課題

Ed Bott (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2019-09-06 06:30

 「Windows 10」がリリースされてから4年が経過した。Windows 10の最初のバージョンと、それ以降に公開された複数の機能アップデートから、われわれが学んだことがあるとすれば、その教訓は「変化を受け入れる」という単純なことだろう。

 Windows 10以前の、数年に一度まったく新しいバージョンのWindowsがリリースされていた時代は、MicrosoftのOEMパートナーやWindowsを使用している企業顧客にとって、変化は少なかった。一度あるバージョンのWindowsを導入してしまえば、OSのアーキテクチャーやユーザー体験が変わったりする心配をせずに、最大で10年間はそのOSを使い続けられたからだ。

 しかしWindows 10では、もはやそうはいかない。今やMicrosoftは、Windowsの新機能を6カ月おきに少しずつリリースするようになった。実際、最近まで、多くのWindows 10のデバイスでは、これらの定期的にリリースされる機能アップデートをほぼ強制的に自動的にダウンロードしてインストールするようになっており、その結果、ユーザーはアップデートが完了するのをしばらく待たなければならないという事態も頻発していた。

 しかし最新のリリースである2019年5月のアップデートでは、機能アップデートをいつどのように受け取るかをユーザーがよりコントロールできるようになった。

 この決定は、同社がバージョン1809での不始末を受けて、リリーススケジュールとサポートライフサイクルを大きく変更した措置の一環だ。措置の中身には、ユーザーが機能アップデートを保留できるようになったこと以外に、「Windows Insider Program」によるテストの強化や、「H2」リリースではエンタープライズ向けバージョンのサポート期間を30カ月に延長するといった内容もある。

 ここで指摘しておきたいのは、Windows 10は非常に優れたOSだということだ。そのデザイン言語は一貫しており魅力的で、プラットフォームとともに素晴らしい進歩を遂げてきた。例えば、古い「コントロールパネル」から、新しい「設定」アプリに着実に移行が進んでいることなど、特に「Fluent Design」の導入に伴うグラフィック関連の変化を考慮すれば、高く評価することができる。

 こうした進化を可能にした要因の1つが、前述のWindows Insider Programだ。このプログラムによって、開発プロセスの段階で、顧客からリアルタイムでフィードバックを得ることが可能になった。顧客からのフィードバックは、いくつかの新機能を改善するのに役立っただけでなく、混乱を招く可能性があったり、評判が悪かった新機能がリリースされるのを防いだ。

 筆者はこれまで、毎年Windows 10の成績表を発表してきたが、4年目を迎えて、今年もこの1年間の成績を付ける時期がやってきた。2019年の成績表でも、2018年と同じ評価カテゴリーを使用することにする。

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