NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、NTTデータ、Informaticaの3社は10月1日、企業のデジタル変革(DX)を推進するデータ統合サービスで協業すると発表した。
NTT Comはデータの利用や活用に必要な機能を一元的に提供する「Smart Data Platform」で、データ統合機能としてInformaticaのiPaaS「Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)」を活用。「Flexible InterConnect」などの機能を組み合わせたデータ統合サービスを提供する。
IICSは、マイクロサービスベースのアーキテクチャー上に構築され、オンプレミスやマルチクラウド、ハイブリッドクラウドの環境でさまざまなデータ、アプリケーション、プロセスを連携することができる。人工知能(AI)/機械学習の機能を備え、データ管理とデータガバナンスのプロセスを自動化・迅速化する。
NTTデータは、ユーザー企業の利用環境に応じて、データ統合サービスを軸にした導入支援ソリューションをNTT Comと連携して提供する。
これにより、オンプレミスシステムからSaaS、データベースなどの統合が可能となり、さまざまなアプリケーションに分散しているデータを安全に一括管理できるようになるという。
今後、2020年1月にデータ統合サービスの提供を開始する予定で、3社共同による技術検証やマーケティング、プロモーション活動、各種セミナーを実施していく。