ベネッセインフォシェル、運用管理ソフト「JP1」で2800時間の工数削減

NO BUDGET

2019-12-20 11:31

 ベネッセインフォシェルは運用管理ソフト「JP1」を採用し、2800時間のシステム運用業務を削減した。アシストが12月17日に発表した。

 グループ各社の情報システムを運用・保守するベネッセインフォシェルでは、“コストセンター”から“プロフィットセンター”への変革が求められていた。業務の生産性を向上することで利益の創出を目指し、現場での改善活動を重ねてきたが、効果が鈍くなっていた。そこで、運用業務の自動化による抜本的な見直しを検討した。

 運用を高度化するためにはまず、既存の業務を「定型・非定型」と「年間工数」で分け、自動化による効果が最も高い業務を特定。これらの業務を「JP1/Automatic Operation」によって自動化した。また、「JP1/Navigation Platform」を併用することで、運用手順やノウハウの可視化とガイドラインの策定を行った。

 さらに、コスト重視の業務について、2018年度には14種類の業務の自動化と2800時間の工数削減に成功したという。2019年度には、自動化の対象業務を40種類に拡大し、5000時間の工数削減を目指しながら、JP1の他製品群との連携によってさらなる効率化に取り組む計画だ。

ベネッセインフォシェルの既存業務の分類イメージ
ベネッセインフォシェルの既存業務の分類イメージ(出典:アシスト)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]