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第一生命、1800を超える拠点の無線LAN環境を刷新

NO BUDGET

2020-07-03 16:56

 第一生命保険は、1800を超える拠点の無線LAN環境を刷新した。約4800台の無線アクセスポイント(AP)を含め、ほぼ全ての拠点の無線環境をインテリジェントに可視化・統合管理できるようにした。

 具体的な要件としては、約700人が在籍する本社フロアなど高密度環境下でも十分なパフォーマンスを発揮すること、全社員が利用するインフラであることを前提とした高い事業継続性、信頼性をもつことが挙げられる。また、将来的なゲストWi-Fi導入に向け、多種多様なスマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応すること、顧客・従業員体験の向上に向けクラウドサービスレディーな環境であること、障害発生時にも全国拠点の状況を運用センターから一元把握できることも求められた。

 Aruba製の無線LANソリューションを導入し、無線環境の可視化と管理には「Aruba AirWave」を採用した。AirWaveにより、遠隔現場に赴くことなく運用センターから全国拠点の状況をリアルタイムに把握できる。障害発生時にも原因特定から復旧までの時間とIT部門の人的負担が大幅に縮小し、運用コスト削減にもつながっているという。

システム構成図
システム構成図(出典:Aruba)

 Arubaを選定した理由は、拠点の屋内にある既存設備を有効活用でき、レガシーな端末や仕組みにも幅広く対応できる点で、他社製品より柔軟性に優れていたことが決め手となったという。冗長化構成、BCP構成を組み込んだ上で、本社支社と営業オフィスに分けて最適な構成をすることでコストを抑制しつつ、新機能を必要に応じて取り入れられることも挙げられている。また、他社製品と比較して環境仕様が良いことが夏場に高温となる可能性がある一部のエリアを想定しても安心材料になったという。

 さらに、統合管理を実現するAirWaveを活用したことで、遠隔地からでも現場の状況を的確に把握し、障害の一次切り分けも容易になった。仮想コントローラー内蔵型APを搭載した「Aruba IAP」やAruba製の無線コントローラーを最適配備することで、各拠点に新たに回線を敷設することなく既存ネットワークを有効利用するVPN(仮想私設網)トンネルによる論理分割機能を実装でき、回線コストや新規設置コストを大きく抑制できたという。

 今後は、スマートフォンの内線化を進めると同時に、既存回線を論理分割してクラウドサービスの利用を加速させ、PC上の業務アプリもクラウドベースにしていく予定だ。またクラウドの活用が拡大してもネットワーク側が足かせにならない基盤作りや、通信制御にもAruba製品を活用していくとしている。

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