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SAP「HANA」や「Data Warehouse Cloud」などデータ関連の注目点--SAP TechEd

Andrew Brust (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2020-12-11 07:30

 現地時間12月8日、オンラインでの開催となったSAPの自社イベント「TechEd」の初日となったこの日には多数の発表が行われたが、中にはデータに関するものもあった。この記事では、関連する発表や計画についての情報をまとめる。

Data Flow Builder

 データをデータウェアハウスに移動させるにせよ、分析のためにデータをエンリッチ化するにせよ、機械学習モデルのトレーニング用にデータセットを準備するにせよ、データの準備と変換は極めて重要な作業だ。データパイプラインの構築は面倒な作業になることもあり、純粋主義的な傾向が強いデータエンジニアリングの世界では、大量のコーディングが必要になることもある。しかしSAPのソフトウェアがよく使われている、ERPやサプライチェーンマネジメント(SCM)、人事管理(HCM)などをはじめとするビジネスの分野では、常にデータパイプラインの構築作業が必要とされている。

 SAPは恐らくそれを念頭に置き、「Data Flow Builder」を、「SAP Data Warehouse Cloud」の追加機能として提供しようとしている。Data Flow Builderを利用すれば、SAP製品のデータとSAP製品以外のデータを組み合わせたデータパイプラインを構築できる。パイプラインの構築はノーコード/ローコードで行える一方で、視覚的に作成したパイプラインを必要に応じて「Python 3」のスクリプトを使って拡張することもできる。

 Data Flow Builderについてはこれまでも披露されているが、SAPはTechEdを、この新製品の認知度向上の機会として活用している。

ビジネスオブジェクトモデル

 アナリティクスのためにデータを準備する作業には、適切なモデリングが含まれる場合がある。「SAP Business Technology Platform」では、あらゆるビジネスオブジェクトに「SAP One Domain Model」と呼ばれる共通のデータモデルを提供しているため、SAPのアプリケーション間でデータを共有しやすくなっている。現時点では、人事管理関係の雇用から退職までの業務プロセス全体がサポートされており、SAPは、今後は他の業務プロセスにもサポートを広げていく予定だと述べている。

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