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グーグル、フルマネージドのKubernetesを「GKE Autopilot」で提供

Stephanie Condon (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-02-25 12:44

 Googleは米国時間2月24日、マネージド型Kubernetesサービス「Google Kubernetes Engine(GKE)」の新しいモードを発表した。「GKE Autopilot」という名称で一般提供を開始しており、Kubernetes管理の自動化をさらに進めて、ノード管理を一切排除している。

 Googleはコンテナー基盤、特にKubernetesで強みを発揮していることから、パブリッククラウドプロバイダーがアプリケーション配信の高速化を目指す顧客を引き付ける上で貢献していた。Flexeraの2020年の報告書によると、GKEを導入した組織は2020年に24%に達し、2019年の15%から増加した。

 パブリッククラウドの競合他社が提供するコンテナー・アズ・ア・サービスも、勢いを増している。Flexeraの報告書によれば、Amazon Web Services(AWS)の「Elastic Container Service」(ECS)「Elastic Kubernetes Service」(EKS)の導入率は、2019年の44%から2020年は54%へと大幅な伸びを示した。「Azure Container Service」も同様に28%から46%へと増加した。

 GKEは既にフルマネージドのコントロールプレーンを提供している。Googleはブログ記事で、Autopilotモードは「全く手がかからないフルマネージドのKubernetes体験」をユーザーに提供すると述べている。

 Autopilotモードでは、Google SREがノードを管理する。ノードはロックされるため、ノードのサポートが不可能になるような、sysadminレベルの修正を防ぐことができる。またメンテナンスウィンドウのほか、メンテナンスの柔軟性を高めるために、ポッドディスラプションバジェットを用意している。さらに、ホストとコントロールプレーンの(サービス品質保証)に加え、ポッドでもSLAを提供する。

 また、この新モードはサーバーレス体験の提供に努めており、顧客は使用したポッド単位で課金される。vCPU、メモリー、ディスクリソースのリクエストは、秒単位の請求となる。Autopilotモードは、ワークロード仕様と動的負荷に応じて、計算インフラのプロビジョニングとスケーリングを行う。

 クラスター構成は本番環境向けに最適化されている。さらに、各ノードをロックするためのGKEガイドラインとセキュリティーのベストプラクティスを厳格化し、クラスターインフラ全体のセキュリティーを確保している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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