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住信SBIネット銀行、データ基盤をクラウドに全面移行

ZDNet Japan Staff

2021-09-29 16:37

 住信SBIネット銀行が全社データ基盤に「Teradata Vantage on AWS」を採用した。今後、データ基盤をクラウドに全面移行し、全社のデータを統合していく計画だ。日本テラデータが9月29日に発表した。

 住信SBIネット銀行は、2007年9月に開業した三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業の銀行。「最先端のITを駆使した金融取引システムを安定的に提供すること」を経営理念に掲げている。近年は、ブロックチェーン技術を用いた送金アプリやオンラインによる本人認証(eKYC)を用いた口座開設、AI(人工知能)による金融機関向けの住宅ローン審査などのサービスを提供している。同行が提供する「NEOBANK」では、決済や預金、貸出などの銀行機能をパートナー企業に提供する。

 こうしたサービスのさらなる拡充と、それぞれのサービスの競争力強化を図るためには、より快適なカスタマーエクスペリエンス(CX)の提供が求められており、AIをはじめとする最新のアナリティクスを積極的に活用している。そして、アナリティクスでより精度の高い、より豊かなインサイトを得るためには、正しいデータを準備する必要があった。一方で、データ準備にかかる労力は一つの分析プロセス全体の80%以上を占めるとも言われ、その効率化が求められていた。

 住信SBIネット銀行はこの課題を解決するために、データ基盤をクラウドに全面移行し、全社のデータを統合することを決定。クラウドにはAmazon Web Serices(AWS)を選択し、データ基盤ソフトウェアにはTeradata Vantageを選定した。

 Teradata Vantage on AWSは、データウェアハウス、データレイクを論理的に統合し、多種多様なデータソース、データタイプに対応することで、データのサイロ化を解消し、透過的、かつ迅速にそれらデータにAI、マシンラーニング(ML)をはじめとする最先端のアナリティクス言語・ツールからアクセスすることを可能にする。

 住信SBIネット銀行常務執行役員システム本部長 木村紀義氏は「当行は、パートナー企業にBaaS(Banking as a Service)を提供するネオバンク事業など、ITを活用してお客さまサービスをさらに強化している。こうしたサービスを拡大するために、AWSのクラウドサービスを活用したアジャイルなサービスプラットフォームの構築を推進している。今回、クラウド上に全社データの統合基盤を構築することで、データ管理運用コストの削減、データとアナリティクスに関連する業務のシンプル化と効率化を目指した。これら要件やコストパフォーマンスを比較検討し、Teradata Vantage on AWSが最適であると考え、採用した。データとアナリティクスのさらなる活用により、お客さまへのサービス拡充に努めていく」とコメントする。

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