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調査

AIが開発すべきスキルを提案--オラクル、キャリアの課題を改善するソリューション

大場みのり (編集部)

2021-11-05 11:21

 日本オラクルは11月4日、コロナ禍のキャリアに対する意識変化や職場における人工知能(AI)活用に関する調査「AI@Work」の結果を発表するとともに、同社のAI/人材管理(HCM)ソリューションを紹介した。

 今回で4回目となる同調査は7月27日~8月17日、1万4639人の日本を含む世界13カ国の人事部門リーダー、経営幹部、マネージャー、一般従業員を対象に実施された。回答者数は、米国が約2400人、各国が約1000人で構成されている。

 日本オラクルは、世界的な傾向として「82%がキャリア開発支援の相談相手としてAIを受け入れている」「75%以上が私生活と仕事において閉塞感を感じている」「88%がパンデミック以降、成功の意味が変わったと感じている」「85%が将来の進路の見極めにテクノロジーを活用したいと思っている」という4つを挙げた。3つ目の「成功の意味」に関しては、「ワークライフバランスの実現」「メンタルヘルスの維持」がどちらも30%で最上位である。

 同社は、日本の調査結果から浮かび上がった4つの課題を提示し、それらの解決を支援する人材管理システム「Oracle Cloud HCM」の機能を紹介した。

 1つ目の課題は、「自身のキャリアに変化を起こすことには前向きだが、回答者の77%が企業の支援に満足していない」というもの。これに対し「Oracle Journeys」は、オンボーディング(新入社員の育成)やキャリア開発において従業員を支援する。「メンターになる」「グローバルコンプライアンストレーニング」など、さまざまな“ジャーニー”が用意されており、自分の目標に合うものを選択すると「やることリスト」が表示される。各ジャーニーの手順は企業によって異なるため、独自で設計することができる。

Oracle Journeysの画面イメージ(出典:日本オラクル)
Oracle Journeysの画面イメージ(出典:日本オラクル)

 2つ目は、「66%が仕事で行き詰まりを感じており、その理由として22%がキャリアアップの機会がないとし、17%が変化を起こすことに恐れを感じている」である。「Oracle Opportunity Marketplace」では、社内の業務や一時的な応援「ギグ」を表示し、従業員のキャリアアップや新たなスキル習得を後押しする。これにより、本来の職務の枠を超えて長期的な成功や従業員自身の満足につながると期待される。

 3つ目は、「コロナ禍で私生活や仕事のコントロールに課題を抱える人が増加し、35%が人間関係のコントロールが難しくなったと感じている」というもの。「Oracle Connections」では従業員が自身のプロフィール、業務内容、これまでの実績を公開することで、他のメンバーに自分のことを知ってもらうことができる。称賛のコメントを送ることも可能だという。

 4つ目は、「75%が自身の将来設計にテクノロジーを活用したいと考えており、28%が新しいスキルを習得する方法の推奨、27%が今後必要なスキルの特定、25%がキャリア目標に向けた次のステップの提示と回答を求めている」だった。「Oracle Dynamic Skills」では、従業員のスキルや社内での経験を基に、AIが今後開発すべきスキルを複数提案する。推奨された項目の中から従業員が開発したいスキルを選択すると、受けるべきトレーニングや職場体験が表示される。これにより、人材のポテンシャルを解き放つことができるとしている。

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