IDCフロンティアは7月14日、同社サービスと「Amazon Web Services(AWS)」や「Microsoft Azure」、「Google Cloud」などとの閉域網接続サービス「バーチャルブリッジ(インターコネクト:メガクラウド)」を発表した。8月から提供する。
新サービスは、同社データセンターの「ハウジングサービス」や超高発熱機器に対応する「高負荷ハウジングサービス」、クラウドの「IDCFクラウド」「IDCFプライベートクラウド」とメガクラウド各社のIaaSやPaaSとの1対多の閉域接続を最大5回線まで提供する。冗長構成を標準として、帯域保証型で提供する。
それぞれとの通信の安全性を確保しつつ遅延を最短約2ミリ秒としており、データ分析やアプリ開発、データの保全性やシステム分散などの用途で柔軟なマルチインフラ構成が採れるようになるという。メガクラウドとの接続に必要な回線やBGPルーターの設置および運用をIDCフロンティアが行い、利用組織は接続帯域(1/2/5Gbps、個別で10Gbpsに対応)を選択する。
利用料金は、1Gbps帯域の場合で月額7万9000円から。なお、Microsoft Azureとの接続は2022年度中に開始するとしている。
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