日立製作所は7月26日、通天閣観光が運営する大阪・通天閣での屋外広告看板をリニューアルし、9月22日から夜間のライトアップを再開すると発表した。「元気な大阪」「にぎやかな新世界・通天閣」を発信する。
日立は、長年通天閣に屋外広告に掲示しており、大阪の観光名所としても知られる同所のシンボルにもなっている。通天閣の大規模リニューアル工事が2022年8月から実施されているのに伴い屋外広告の掲示を停止していた。工事が9月に完了する予定となったことから、屋外広告の掲示も再開されることになった。
新しい屋外広告では、従来のネオン管の使用を廃止して、省エネルギー、長寿命、環境負荷の低いLED照明へ全面的に切り替える。通天閣南面の広告は、従来の文字看板を大型サイネージに変更して、ライトアップされた多彩なメッセージを多言語で表示できるようにした。また、東面にあったにLED ビジョンの大時計を南面に移設し、アナログ/デジタルの時刻、温度、湿度のほか大型サイネージと連動した映像表示も可能にする。
再開に備えた点灯試験を9月4日午後7時から午後7時半まで行う予定。再開の同22日午後6時15分ごろから点灯式を行うという。