NECと日本コンピューターシステム(NCS)は2月8日、IT・ネットワーク統合ソリューション「UNIVERGEソリューション」の販売について協業した。NCSはUNIVERGEセールスパートナーとして同ソリューション用の実証環境を構築し、販売活動を展開する。
NCSの構築した実証環境は、ソフトフォンやウェブ会議、FOMA、無線LANデュアル端末といったIP電話システムを実際に利用できる。単体環境としてだけでなく、東京都港区のNECブロードバンドソリューションセンターと連携したサテライトデモ環境としても機能する。両社では「この実証環境を顧客に見学してもらいながら、最適な提案を進めていく」としている。
両社は、NCSが強みとするホテル業および外食産業分野の業務アプリケーションと、POSシステムやデータウェアハウスを活用した顧客データ分析などの業種、業務ソリューションにおいて、UNIVERGEソリューションを拡充する新しい製品やサービスの開発でも協力する。
NECとの協業を通じ、NCSは今後3年間でUNIVERGEソリューションの100社への販売を目指す。