NTTデータイントラマートとソニックソフトウェアは2月16日、ソニックソフトウェアのサービス指向アーキテクチャ(SOA)対応システム統合ミドルウェア「Sonic ESB」の販売に関するOEM契約を締結したと発表した。
Sonic ESBは、再利用可能なサービスの連携でビジネスプロセスを構成、変更するSOA構築技術Enterprise Service Bus(ESB)に対応した統合ミドルウェア。WebサービスやJava、XMLなど標準技術を採用しており、分散環境でサービスを提供、仲介する。Sonic ESBを使うと、既存システムの機能をサービスとして扱い、ほかのシステムで容易に再利用できるようになる。
両社はOEM契約に基づき、NTTデータイントラマートのウェブシステム構築ソフト「intra-mart」のオプション製品として、Sonic ESBを販売する。両製品を組み合わせることで、ウェブ対応フロント業務システムやERPシステムなど基幹アプリケーションの統合からビジネスプロセス連携まで、俊敏性とコスト効果の高いソリューション提供が可能になる。また、既存システムやレガシーシステムとウェブシステムとの、柔軟かつ迅速な統合も実施できる。
今後、両社は、共同マーケティング、営業、セミナー、イベントなどのプロモーション活動でも協力する。