インテックとRSAセキュリティは4月10日、インテックのアイデンティティ(ID)管理製品「MaXware Identity Center(マックスウェア アイデンティティ センター:MIC)」とRSAセキュリティのワンタイムパスワード製品「RSA SecurID」を組み合わせたセキュリティソリューションの提供を開始した。
両社はすでに、RSAセキュリティのウェブアクセス管理製品「RSA Access Manager(旧RSA ClearTrust)」とMICを連携させている。今回の連携ソリューションでワンタイムパスワードによる本人認証機能も提供できるようになった。
技術的には、MICとRSA SecurIDの認証サーバを直接連携できる仕様になっている。このため、従来のユーザーID統合管理機能とウェブアクセス管理機能に本人認証機能を組み合わせたシステムの構築が可能になる。
なお、このソリューションは、RSAセキュリティが実施するパートナー製品の相互運用性プログラム「RSA Secured Partner Program」で検証済みで、すでに提供できる状態にある。
MICは、ノルウェーのMaXwareが開発し、インテックが日本の総代理店として販売するID管理製品。異機種データベース間の同期、ウェブベースによる申請・承認ワークフローの実現および、誰が、いつ、どの情報を更新したか、承認をしたのかといった監査ログを出力することが可能になっている。