NECソフトは5月15日、ウェブベース文書管理システム「WEBDCM/デジタルコンテンツマネージャー」の最新版3.0の出荷を開始した。
WEBDCMは、デジタルコンテンツの登録・公開・検索、参照・改版・削除などをウェブベースで運用できるようにするシステム。その機能には、電子承認ワークフローやコンテンツ公開期間の指定、利用者IDとパスワードによるアクセス制限や指紋認証ログインによるセキュリティ機能および履歴の管理機能などが含まれている。
今回の最新版では、コンテンツ登録・検索の効率化、およびコンテンツ管理の効率化・セキュリティ強化が図られている。また今回のバージョンから、登録文書をPDFファイルに変換し、長期保存署名を付与することができるスカイコム製ソフトウェア「SkyPDF Archiving Signature Server PDF Edition」と連携できるようになった。
価格は、クライアントライセンスフリーで90万円(税別)から。今後1年間に30セットの販売と、SIおよび保守を含めて約1億円の売り上げを目指す。