アイエニウェア・ソリューションズは10月3日、同社のRDBMSパッケージ「SQL Anywhere」が、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)の「情報統合・情報活用ソリューション」に採用されたことを発表した。
富士通SSLの「情報統合・情報活用ソリューション」は、既存のデータウェアハウスシステムの性能向上や運用改善、モバイル端末などの各種フロントエンドとの情報統合を実現するためのソリューション。今回、機能拡充を目的に、SQL Anywhereを採用。同時に、アイエニウェアと販売代理店契約を締結した。SQL Anywhereは、スマートフォンやPOS端末、ハンディターミナル、タブレットPCなどのデバイスやパッケージソフトへの同梱、ハードウェアへの組み込み、中・大規模システムおよびモバイルシステム向けのRDBMS製品と各社RDBMS製品との同期ミドルウェアを包括したスイート製品。多種類なデバイスからのデータを集約し一元管理できる仕組みを提供する。
富士通SSLでは、SQL Anywhereを活用することで、金融、情報サービスなどを中心とした各業界の大規模情報系システム構築や内部統制の実現に向けたシステム構築をサポート。今回の販売代理店契約には、アイエニウェアの米国本社であるiAnywhere Solutionsの親会社、Sybaseのデータウェアハウス用高速データベース「Sybase IQ」も含まれている。