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SMB、SaaS、グリーンITがカギに--IDC Japanが2008年国内IT市場10大予測を発表 - (page 2)

柴田克己(編集部)

2007-12-17 18:55

3.グリーンITへの取り組みが企業のステータスを向上させる

 地球温暖化を抑止しようという取り組みは、2008年において、世界的規模でさらに多くの場面で議論され、成果や取り組みに対するコミットメントが求められるようになる。こうしたムーブメントは、政府だけでなく、企業、個人レベルでの具体的な取り組みを求めるものになる。2008年には、これまで以上に多くのベンダーがグリーンITへの取り組みの詳細を開示するようになる。また、議論は単体のサーバといった局所的な対応から、データセンターの構造や仮想化への取り組みといった総合的な対応に関する議論へと発展していく。

4.コンプライアンスへの対応がIT投資の伸びを下支えする

 最も大きなインパクトを与える日本版SOX法への対応のみならず、企業がコンプライアンスにおけるIT利活用を進めざるを得ない状況になりつつある。予定されている特定商取引法の改正では、特定品目およびサービスを除く全業種が規制対象となる見通しであり、その影響はインターネット通販やデジタルコンテンツ流通の分野にもおよぶだろう。そうした裾野の拡大に合わせて、対応の遅れている企業の投資が進み、2008年には、システム連携と、それに関連するコンサルティングやサービスの展開が進むだろう。

5.データセンターサービスの利用が拡大し、コロケーションからホスティングへ需要がシフトする

 増加し続けるデータ量、コンピューティングパワーの強化、災害対策、事業継続への対応、迅速な情報システムインフラの整備など、さまざまな要因から、国内データセンターサービス市場は拡大を続けている。2008年に入っても、この分野は引き続き高い成長を示すだろう。

6.シンクライアントの導入が本格化する

 これまでのシンクライアントはイニシャルコストが高くなりがちなため敬遠する企業も多かったが、技術的な成熟から、端末価格の低下、ミドルウェアの性能向上などが顕著になってきた。また、セキュリティに対する要求が強まっている現状を鑑み、対投資効果や導入効果などが、ベンダーから詳細に示されるようになることで、シンクライアントの大規模な導入に踏み切るユーザー企業が現れるだろう。

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