Microsoftは米国時間2月19日に「SQL Server 2008」の新しい「Community Technology Preview(CTP)」テストビルドを提供し始める。
Microsoftが「機能を完全装備した」と述べるこの新ビルドは、CTPプログラムへの参加を登録している10万人のテスターの誰もがダウンロードすることができるようになると、Microsoftは述べた。
Microsoftは最近、SQL Server 2008を2008暦年の第2四半期ではなく、第3四半期に出荷する予定であると発表した。この遅れにもかかわらず、Microsoftは依然として2月27日にロサンゼルスで開催予定の「Heroes Happen Here」イベントで「Windows Server 2008」と「Visual Studio 2008」とともにデータベースの最新版のリリースを発表する計画である。ただし顧客はSQL Server 2008を今年後半に入るまで入手することができない。
同社によると、この新ビルドには、さらなるデータ圧縮、ポリシー管理、そして統合されたフルテキスト検索機能が含まれるという。
MicrosoftはSQL Server開発プロセスの迅速化を図るために、コード名「Katmai」と称するSQL Server 2008のテストを、伝統的なベータ版を通してでなく、CTPを使って実施している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ