Microsoftが先月、特許侵害で提訴していたGPSベンダーのTomTomが、今度はMicrosoftを相手取り特許侵害訴訟を提起した。
TomTomは米国時間3月16日に提起された訴訟のなかで、Microsoftが「Streets and Trips」プログラムでTomTomの4つの特許権を侵害していると主張している。
Microsoftは同社の8件の特許をTomTomが侵害しているとして提訴していた。このうち3件は、Microsoftが特許を有するファイルアロケーションテーブル(FAT)技術と、FATが関与するLinuxカーネルにおけるTomTomの実装に関係するものであった。
TomTomは増え続けるMicrosoftとの特許クロスライセンス協定に署名する企業のリストに加わるのを拒否していたが、それを撤回することはなさそうだ・・・。またMicrosoftのTomTomによる対抗訴訟に関する声明によれば、TomTomの提訴により、Microsoftによる当初の提訴が阻まれることもなさそうである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ