日立コンサル、金融向けIFRS対応サービス強化--FlexFinanceの販売で提携

ZDNet Japan Staff

2009-07-30 15:12

 日立コンサルティングは7月30日、ルクセンブルクのFERNBACH-Software(フェルンバッハソフトウェア)と提携し、金融業界向けソフトウェア「FlexFinance」を日本で独占販売することに合意したと発表した。

 FlexFinanceは国際会計基準(IFRS)に対応したパッケージソフトウェアで、金融商品評価の会計処理に特化した製品。

 日立コンサルティングによれば、FlexFinanceは全世界で70行の金融機関に導入実績があるとのことで、IFRSが適用されている欧州ではドイツのCommerzbank(コメルツ銀行)など主要金融機関で、アジアでは中国工商銀行などに導入されている。また、2011年にIFRS対応を予定している韓国の主要銀行6行のうち、ウリィ銀行など3行が採用を決定しているほか、インドネシアと中国の主要金融機関でも導入が進んでいるという。

 日立コンサルティングは6月1日からIFRS対応のサービスを開始しており、今回のFlexFinanceの提供によって金融機関向けサービスを強化したい考え。FERNBACHとの提携によるビジネスで、2013年度までに累計200億円の売上を目標にする。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]