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数千万件を数秒で集計・検索--ディーバ、DWH/BI製品を2009年内にリリースへ

田中好伸(編集部)

2009-10-01 13:56

 ディーバは9月30日、企業グループでの連結経営情報活用ソリューションとしてデータウェアハウス(DWH)/ビジネスインテリジェンス(BI)製品「MIPS」を2009年内にリリースする予定であることを明らかにした。

 同社とアクセンチュアが共同で主催した「国際会計基準(IFRS)合同セミナー」でディーバ社長の森川徹治氏が明らかにした。

 今回明らかになったMIPSは、親会社はもちろん子会社、支社、支店、工場までを含めた企業グループ全体の販売や生産、在庫などのデータに加えて、単体会計や連結会計などの各種の財務情報や非財務情報を統合、また製品や顧客などの粒度の細かなデータを保持、分析ができるようになるという。多次元分析とアドホック分析ができるとしている。データの期間も日次や週次、月次、四半期、年次の各期間に対応できると説明している。

 これによりたとえば、組織別連結損益や製品別連結損益、製品別の連結での在庫数、顧客別の連結での販売状況などを分かるようになると説明している。

 MIPSについて森川氏は、「数千万件のデータを数秒程度で集計・検索できることを目安にしているが、現在、この部分に苦労している」と言及。またMIPSは、同社の連結会計システム「DivaSystem」との連携機能にも注力されている。DivaSystemで制度連結・管理連結を目的に作成した情報と融合、比較検討ができるようになると説明する。

 森川氏は、先日開催された2010年6月期の事業方針説明会で、連結経営情報活用ソリューションに言及していた。同説明会では、MIPSという名称は明らかにしてなっていなかったが、連結情報活用ソリューションについて森川氏は「他社製品との組み合わせを想定している」と説明していた。

 9月30日に開催されたイベントでは、MIPSという名称と2009年内にリリースされるということだけが明らかになっている。そのほかの、MIPSの製品形態がどういうものであるかは明らかにされていない。

 現在のDWH/BI製品のトレンドとしては、日本ネティーザの「Netezza Performance Server」日本オラクルの「Exadata」日本IBMの「Smart Analytics」といったDWHアプライアンスが注目を集める一方で、DWH専用サーバ「Teradata」を日本テラデータとNTTデータが共同で売り込むなど、大きく傾向が変わりつつある。

 そうしたトレンドを踏まえてみると、ディーバが2009年内にリリースするというMIPSがハードウェアとともに提供されるのかは注目されるところだ。

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