インフォマートと日立情報が合弁会社を設立、クラウド型販促情報基盤の提供開始

富永恭子(ロビンソン)

2010-01-26 17:26

 インフォマートと日立情報システムズは1月26日、合弁会社インフォライズを20日付けで設立したと発表した。インフォライズは、資本金が1億5000万円、資本準備金が1億5000万円、合計3億円の出資金からなる株式会社で、所有の割合はインフォマートが51%、日立情報システムズが49%。

 インフォライズでは、設立と同時にクラウド型販売促進情報プラットフォーム「Foods Info Rise 販促支援システム」の提供を開始した。Foods Info Rise 販促支援システムは、食品メーカーが販売促進用として提供する商品情報やレシピ情報などをデータベース化し、即時に食品卸業企業へ提供、配信できるシステムだという。これにより、これまでメーカーと卸との間で行われてきたデータの授受や、パンフレットなどの商品販促物作成に関わる業務効率が改善できるとしている。

 また、細やかな権限設定も可能で、社内の販売促進情報を営業担当者と共有するグループウェアとして活用できる。情報提供先はメーカー側でコントロールできるため、特定の食品卸に提供する情報とその他全ての食品卸へ提供する情報を区別して管理できるのも特長だとしている。

 さらに、同システムとインフォマートがシステム提供しているフード業界向け企業間電子商取引プラットフォーム「FOODS Info Mart」や、日立情報が提供する飲食、外食業向け経営支援ASPサービス「BistroMate」とのデータ連携も行うとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]