Microsoftはビジネスユーザー向けの「Office 2010」「SharePoint Server 2010」の発売日を5月12日と発表した。
コンシューマーがオンラインや小売店で購入できるのは6月以降となる--Microsoftの代表者が米国時間3月5日付けのMicrosoft Office 2010 Engineeringブログで明らかにした。
Microsoftは数カ月前から、Office 2010の正式版は2010年の6月までに提供する予定だと述べていた。Office 2010のリリース候補(RC)版は一部テスターに向けて公開されており、数週間以内にRTM段階に入ると予想されている。
Microsoftはまた、「Office 2007」を購入した人がOffice 2010に無償アップデートできるプログラム「Office Tech Guarantee」も米国時間3月5日にスタートした。
Office Tech Guaranteeに関する情報がリークしたのは2月のことだ。同プログラムを利用できる条件は以下の通りだ。
- Office 2007、またはOffice 2007をインストールした新規PCを購入し、2010年3月5日から2010年9月30日までの間にアクティベーションする。
- Windows Live IDを所有している、または新規作成する。
- 2010年10月31日までにwww.office.com/techgにアクセスして、Tech Guarantee適用を請求する。
ところで、Googleが米国時間3月5日、DocVerseの買収を発表している。DocVerseは元Microsoft社員が立ち上げた企業で、Officeユーザーがウェブ経由でリアルタイムでコラボレーションできる機能を開発している。Office 2010は「Office Web Apps」により、同じ機能を提供する予定だ。Microsoftは現在、将来的にOffice Web Appsにリプレースされる「Office Live Workspace」経由で同じようなコラボレーション機能の一部を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ