日本ユニシスと日本テラデータは6月19日、データウェアハウス(DWH)とマーケティング分析で協業を開始した。両分野で販売、導入活動を共同で推進し、ユーザー企業のデータ活用を支援していく。
ユニシスとテラデータはDWHの提案活動を共同で展開しており、2011年に稼働した大手通販会社のデータ分析システムを構築した実績がある。今回、ユニシスがテラデータのパートナー支援制度「Teradata Partner Network」に参加することで、共同で業界ごとのソリューションの開発や検証、提案、イベント開催などの活動を展開していく。
ユーザー企業は、大量データの分析処理を得意とするDWH専門データベースのTeradata Databaseやマーケティング分析関連のソリューションと、ユニシスの業界ごとの豊富な知識を組み合わせた情報活用基盤を構築できるようになるとメリットを強調している。
ユニシスはDWH導入コンサルティングから構築、運用支援サービスを、テラデータはTeradata Databaseやマーケティング分析を提供する体制を整え、ビッグデータも含めたDWHとマーケティング分析でビジネスを拡大させていく。共同で金融や流通の分野を中心に、3年間で30システムの受注を目指す。