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EMC、2013年は「第3のプラットフォーム」に焦点--スケールアウトNASに新製品 - (page 2)

大河原克行

2013-01-31 13:40

 2013年のポートフォリオ強化第1弾として新たに発表したIsilonには、最新OSの「OneFS 7.0」を採用。セキュリティ、データ保護、VMWare製品との親和性強化などの相互運用性、パフォーマンスやスケーラビリティを大幅に強化しているのが特徴だという。

 改ざん防止機能では、米証券取引委員会(SEC)が求める規制 「Rule 17a-4」に対応し、仮想化対応などといったスケールアウトNASでは初めてという機能も搭載している。メディアエンターテインメント分野やハイパフォーマンス・コンピューティング分野などのほか、ファイル共有やアーカイブ、ホームディレクトリ、仮想環境の共有ストレージなどのエンタープライズIT用途でも利用できるようにした。

 「80%以上のストレージ利用効率、障害対応による高い可用性、改ざん防止機能による長期データ保存性、データ移行の自動化などでエンタープライズアーカイブとしての利用にも適している」(EMCジャパン アイシロン事業本部長兼事業推進部長の田所隆幸氏)


Isilon X400

Isilon NL400

 性能を求めるアプリケーションなどにも対応する「Isilon X400」、アーカイブ向けとなる「Isilon NL400」では、これまで最大3Tバイトだったハードディスクドライブを4Tバイトに対応。4Tバイト×36本×144ノードの構成で、ストレージシステムあたり最大20.7Pバイトの単一ファイルシステムを構成することが可能になった。従来製品に比べて、容量あたりのラック搭載密度を30%向上させ、消費電力を30%低減したという。144Tバイトモデルの参考価格は、Isilon X400が1445万7200円、Isilon NL400は1136万2200円となっている。

 今回の新製品投入にあわせて、販売、生産、サービス体制も強化している。「リストプライスを戦略的に見直し、ミッドティアストレージでは組織体制による販売支援体制の構築、Velocity Solution ProviderプログラムへのIsilon製品の組み込み、EMCの厳しい水準によるサービスの提供、生産や品質の管理体制の採用などを実現している。リーダーとしてのポジションを強固にし、市場獲得を目指す」(田所氏)という。


田所隆幸氏

 田所氏は「いよいよ“NAS 3.0”が始動する。エンタープライズにおいて、ビッグデータ時代のNASが求められており、企業が保有する、あらゆるビッグデータを保存するといった動きがあり、これがNAS 3.0となる。超高速のパフォーマンスやペタバイトクラスの大容量など、これまでのスケールアウトNASにおけるビッグデータ活用に求められる要件と、エンタープライズNASに求められる厳格なセキュリティ対応などのエンタープライズIT要件の両方に対応したのが、OneFS 7.0になる」と説明。「これまでIsilonは、価格を提示した途端に検討から外れるといったこともあったが、今回、戦略的価格に見直すことで今後は、土俵に上がって検討されることになるだろう」と今回の施策の意義を強調している。

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