Autonomy Connected Backupは電子証拠開示(eディスカバリ)支援対応のクライアントマシン向けデータ保護ソフトウェア。大規模企業のデータ保護案件に対応した、エンタープライズレベルのスケーラビリティを持つという。欧米では訴訟対策として導入する例が多いと説明した。
Autonomy LiveVaultは、クラウドベースのサーババックアップとリカバリを行うソフトウェア。OSとアプリケーション、CIFSなどをクラウドベースで保護する。中小規模のバックアップに対応し、大企業の支社などのデータ保護のために利用されるケースが多いという。
HP Data Protector 8は7月に英語版がリリースされたばかり。「競合製品であるIBMのTSMに比べ200倍の規模に対応し、SymantecのNetBackupに比べ10倍のパフォーマンスを持っている」(Jones氏)
今回の新版ではHP-UXベースのOracle Database、SAPのスナップショットなどに対応し、HPのストレージポートフォリオにも対応した。同製品の日本語版は9月にリリースを予定している。
「アリゾナの銀行の事例では、顧客の数が増大した結果、1日ではバックアップが終了しないという問題を抱えていたが、Data Protectorを導入し、大幅にバックアップ時間の短縮とコスト削減を実現した」(Jones氏)
日本でのオートノミーの事業展開については、あらためて説明会を開催して説明するとしている。

データ保護のための代表的な3製品

HPのストレージとData Protectorの連携も