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MS樋口社長、Windows 8.1は「企業内システムとの緊密な連携を実現させた」

大河原克行

2013-10-18 17:57

 日本マイクロソフトは10月18日、「Windows 8.1」のパッケージ版の提供を開始した。同日から、Windows 8.1を搭載したPCやタブレットがデバイスメーカーから出荷される。

 Windows 8.1は「Windows 8」のアップデート版であり、日本を含む320以上の市場で37言語で提供される。Windows 8ユーザーに対するWindowsストアを通じた無償アップデートは前日の午後8時から提供されている。

 Windows 8をボリュームライセンスで利用している法人ユーザーは、ボリュームライセンスサービスセンターを通じて利用可能となる。新規のボリュームライセンスは、11月1日からボリュームライセンスリセラーを通じて販売される。


日本マイクロソフト 代表執行役社長 樋口泰行氏

“0.1”だが機能は相当向上

 10月18日に都内で行われた日本マイクロソフト主催のプレスイベントには、日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏が登壇した。「これまでOSのメジャーバージョンアップは、3年や3年半というサイクルで行われてきたが、Windows 8.1では、Rapid Releaseという考え方のもと、短いサイクルで機能強化を行った。つまり、サービスパックのようなバグフィックス版の提供ではなく、機能向上を図っている点が特徴。“0.1”だけバージョンが上がったに過ぎないが、機能面では相当向上している」と位置付けを解説した。

 「Windows 8のリリース以降、ユーザーの声を真摯に聞き、フィードバックしたのがWindows 8.1。ユーザーエクスペリエンスをさらに進化させたほか、特定のアプリを固定して利用できるアサインドアクセス機能の搭載やVPN(仮想私設網)への対応、BYOD(私物端末の業務利用)への対応など企業内システムとの緊密な連携を実現した。日本のユーザーに適した日本固有の機能も搭載している。(画面の大きさが)8型から80型までの幅広いデバイスに対応でき、これらのハードウェアは最新のCPUを搭載していることから、パフォーマンスが高く、バッテリライフも長時間化している。周辺機器への対応も強化しており、OSそのものだけでなく、ハードウェアも進化することになる」(樋口氏)

 樋口氏はまた、「これまでのタブレットは、大したことができないということに多くの人が気がついているが、Windows 8.1では、PCでもタブレットでも使いやすく、それぞれに適した機能を提供している。さまざまなニーズに応えることができる」と述べた。


日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows本部 本部長 藤本恭史氏

スタートメニューは復活させていない

 日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows本部 本部長の藤本恭史氏は「すでに多くの人がWindows 8.1にアップデートしていただいているのではないか。アップデートは極めて短時間に行える」と前置きし、Windows 8.1が持つ新たな機能やセキュリティが強化されていることなどを説明した。

 その中で「デスクトップのスタート画面は使用頻度が高いものだけを表示できるようにした。Windows 8.1では、スタートボタンは復活させたが、スタートメニューは復活させていない。これは使い慣れてくると使わないメニューが増えるためであり、ユーザーのフィードバックから改善を行った機能のひとつ」と解説した。Windowsストアの表示からリニューアルされ、昨日から英語版のFacebookアプリが提供されていることも紹介。「今後、タイルがライブ表示となるWindows 8.1対応アプリが増加していくことになる」と述べた。

 日本市場向けの取り組みとして、Microsoft IMEの進化、Bingのスマート検索の提供、游(ゆう)ゴシックと游明朝という新たなフォントの採用などを紹介した。

 藤本氏は「新しいエクスペリエンスは、新しいデバイスの上でぜひ体験してほしい」として、Windows 8.1を搭載した新たなデバイスの購入を呼びかけた。

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