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大元隆志のワークシフト論

「価値観」で優秀な人材を獲得する--中小企業の生き残り戦略 - (page 3)

大元隆志(ITビジネスアナリスト)

2013-11-05 08:30

 もし、業績が伸びないとわかったら人事制度はワーク重視のみに戻るのでしょうか

 山田「もちろんその可能性はあるでしょう。柔軟な人事制度は“優秀な人に長く会社で働いてもらうための戦略”と捉えていますから、これがもし間違っているとしたならば、当然変更する可能性はあります。しかし、今のところ、その必要は感じていません」

 大元「会社を利用した壮大な社会実験中というところですね」

 山田「そうです、“アカンかったら、すいません”です(笑)」

副業、独立、退職、出戻りすべてOK!

サイボウズさんは副業、独立、退職後の出戻り、すべてOK! らしいですが、本当ですか

 山田「本当です。ただし、何をするのか会社に報告することがルールです」

 大元「まずは副業について教えて下さい。副業解禁となったのはいつ頃からなのでしょうか?」

 山田「去年からです」

 大元「どういった理由から副業を解禁されたのでしょうか」

 山田「ある社員から“休日にテニスコーチをしたいんだが副業に当たるのか”と相談を受けたんですよね。その時に疑問を感じたのですよ。パチンコや株の投資益が出ていちいち会社に許可を取る人はいないでしょう。それなのに休日に自分の特技活かしてテニスコーチやって収入をもらって何が悪いんだと。そんなことでグズグズ悩まれて仕事へのモチベーション下げる位なら、むしろそれをやって休日リフレッシュできて、本業に打ち込めるようになるなら、存分にやってもらって構わないですよ。今の時代ブログやアフィリエイトで収入を得ることができる時代です」

 大元「一般的に企業が副業を禁止する理由によく挙げられるものに肉体疲労による本業への影響や、競合他社への情報漏えいへの懸念が挙がります。私も株の投資益やパチンコでいくら勝ったと会社で話すのはOKで、アフィリエイト、講演活動、書籍の執筆で得る収入について語るのはNGといった風潮に疑問を感じることがあります。しかし、情報漏えいについては、企業側が不安視する気持ちも分かります」

 山田「甘いと言われるかもしれませんが、何の副業をするのか、どういう活動をするのかを報告することがルールになっています。ただね、仮に機密情報を持ち出して情報漏えいというのは、副業禁止とは別次元の問題ではないでしょうか」

 大元「意図的に個人情報や機密情報を販売する行為は、副業というよりは犯罪行為ですね」

 山田「そうですね、その通りです」

 大元「現在、副業している人はどの程度いらっしゃるのでしょうか」

 山田「まだ始めたばかりですので、副業している社員が何人いるかは把握できていません」

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